金属剪断刃物​

抜群の切れ味と耐摩耗性で​

シェアNo.1​

様々な剪断物に対応する鋼種、加工技術を有しています。製鉄所(高炉メーカー・電炉メーカー)、非鉄金属メーカー、鋼板加工機械メーカー、コイルセンター、シャーリング加工業にて多数実績がございます。
製品情報

分塊剪断刃

鉄鋼用剪断刃物(分塊工場)

分塊剪断刃は分塊ミル、ビレットミルで使用されています。スラブ・ブルーム、ビレットの先・後端クロップ及び、所定の長さにせん断します。熱間での使用のため、熱間ダイス鋼や耐熱合金等の肉盛り刃でご対応いたします。

鉄鋼用剪断刃物(厚板工場)

ディバイディングシャーは製鉄所の厚板工場で使用される刃物で、鋼板の幅をダブルサイドトリミングによって、幅決めをした後、定尺に分割剪断する刃物です。厚板40mmまで、対応します。
厚板剪断は高負荷がかかるため刃物材質は高靱性鋼の選定になります。新興刃物は近年の厚板のハイテン化に対して材質BKシリーズの強靭鋼で対応いたします。

ディバイディングシャー
製鉄所の厚板工場で鋼板を定尺に分割使用される刃物

フライングクロップシャーブレード
熱間圧延の際に鋼帯の先端と尾端部を走間せん断する刃物

鉄鋼用剪断刃物(熱延工場)

クロップシャーは製鉄所(鉄鋼メーカー)のホット・ストリップ・ミルラインで使用されます。このラインは材料素材であるスラブ材を加熱炉で1000℃~1150℃に加熱し、粗圧延機群にて逐次圧延されますが、その際、前端、後端部が変形するので、この変形部分をフライング(走間)せん断(ドラム形式)し、形状良好な素材として仕上圧延機群で圧延し、材料板を巻取機で巻き取り、コイル状とします。 新興刃物は高温軟化抵抗の高い熱間ダイス鋼系の(WKナイフ)で対応いたします。

鉄鋼用剪断刃物(酸洗・冷延工場)

サイドトリーマーナイフは鋼板の製造工程において、 熱間圧延を行った後に、酸洗後の鋼板エッジ部を連続的に 切り落とし、所定の板幅寸法とする工程のサイドトリミング装置に用いられています。ここで、切断された鋼板のエッジ部(トリム 屑)は、 屑処理装置、例えば ロータリーチョッパー(チョッパー)と呼ばれる設備により短冊状に切断され 廃却されます。新興刃物は鋼板のハイテン化に伴い、(BKナイフ)や表面処理の適応等により耐久力を高めています。
サイドトリマーナイフ
コールドシャー

鉄鋼用剪断刃物(棒鋼・条鋼工場)

コールドシャーは連続棒鋼圧延設備で使用されます。 鋼塊加熱後、仕上げ圧延機から送り出される棒鋼・異形棒鋼はフライングシャー(ディバイディングシャー)で切断され、冷却したのちコールドシャーによって自動切断されます。

鉄鋼用剪断刃物(形鋼工場)

形鋼工場では、大型建築用や住宅、橋梁、海洋構造物、道路、鉄道で使用される形鋼が製造されます。オンラインブレードは様々なH形鋼の定尺剪断で使用されています。
コールドシャー(アングル)
16×6000用シャーブレード

金属剪断刃物
(剪断機用シャーブレード)

鋼板を所定の大きさに切断する板金加工のシャーリングマシンに使用される刃物。
6m超のシャーブレードを1本物で対応いたします。あらゆる剪断物に対応できるように多種の刃物材質をご用意いたしております。

金属剪断刃物
(スリッターナイフ・スリッターライン)

新興刃物のスリッターナイフはオリジナル鋼種をとりそろえ多様なニーズにお応えします。 普通鋼板~ハイテン、SUS鋼、電磁鋼板、非鉄金属等のあらゆる切断物に対応すべく、刃物の材質・硬度・精度・面粗度、表面処理等のスペックを吟味しご期待に応えます。 スリッターナイフの潤滑性向上のため、開発した鏡面スリッターナイフは面粗度Rmax0.3以下を達成しております。
スリッターナイフ(鏡面仕上仕様)